京橋

イデミスギノのケーキをテイクアウトしてきたよ、お味は?

「HIDEMI」と書いてイデミと読む。お名前は「杉野 英実」で「ヒデミ」なのですが、なんでもフランス語では「H」を発音しないからだそうで。

私は朝、よくこのお店の前を自転車で通りがかることがあり、京橋の何の変哲もない裏通りの雑居ビルに、そこだけ異様に長い列をなしており、それがいつみても並んでることからここには何かあるに違いないと、やっとGoogleマップで調べて、そのお店がパティシエで有名だと言うことを知りました。
なにせパッと見では昔の銀座のギャラリーが栄えてた頃の、日が当たらなくて薄暗い雑居ビルと変わらない印象で、名前すらわからない。予め知らないと洋菓子店とはちょっと分からないですね。テレビではNHKのプロフェッショナルなどで度々取り上げられてる有名な方のようです。


いつもは朝しか通ることのないこの通り、このコロナ禍の影響で夕方近くに通る機会があり、たまたまかもしれませんが外には列ができていない上に、まだケースにはケーキが残っているようでした。前々から「そんなに並んでまで買うケーキ、どんな味なのかしら?」と興味があり、試しに買ってみたというわけです。

コロナ禍だからか、入り口の看板には「店内5人まで、こちらでお待ちください。店員がお迎えにあがります」とあり、ちょうど店内には5人ほどのお客さんがいたので、しばし入り口横で待ちました。
5分ほどで本当に(笑)店員さんがきてくれて、ドアを開けてくれました。

ケーキはだいぶ少なくなっていたけれども、7種類ほどあり、左側にある3種をお願いしたところ、なんと、それらは店内専売だというではないですか!?(見ただけではわからないです!)

そこで右側に鎮座しているケーキ3種類を選びました。
名前を覚えられないので名前の写真を撮ってもいいですか?と聞いたところ、名前と商品を紹介した紙をお付けしますとのことで、撮りませんでした。(しかし、家帰ってきたら入っていなかったの!笑)オイっ!って家でひとりツッコミしましたね。笑

ちなみに店員さんはとても丁寧な接客でした。

知らない入ったことのないお店でも、ある程度マニュアル化や口コミでお店の仕組みなどを知り、その上で失礼の無いようにのぞみたいものですが、久々の「お店の仕組み、わからない」が頻発しましたね。

ぐるなびで見ると他にも「店内撮影禁止」「生ケーキのテイクアウトは1時間以上不可」「テイクアウトは6個まで」などのルールがありました。厳しいですね・・・

さてさて、そんなこんなで肝心のケーキです。

ひとつどれも840円。なかなかのお値段ですよね。当然と言うか電子マネーは対応していない感じで現金で支払いました。調べたらクレジットカードも不可だそうです。

ちなみにケーキ用の袋は普通の茶色い紙袋にシールが貼られているものでした。ちゃんとしたショッパーもあるようだったので、焼き菓子の贈答用なのかもですね。

レシートの名前とGoogleの画像検索で購入したケーキをあばいていきます・笑

オンフルール

見た目はフルーツ系かな?食べてみるとりんごのフワッとしたムース。
焼いたりんごが刺さって、シロップが染みたスポンジに、中にはりんごのキャラメリゼ。
「シードルのムースの中に軽やかな酸味のカシスムースとソテーしたリンゴ」だそうで、お酒も効いていて香りもフワッ、ムースもフワッ、だけどぎゅーっと詰まったようなジューシーな味わい。

小さいケーキですが、お酒が強めで濃いです。

アカプルコ

「チョコレートのムースを、赤オレンジのムースで包んだ」ケーキ。オレンジの酸味や苦味とチョコレートのムースが調和し、大人の味。

ブレジリエンヌ

コーヒーとキャラメルのムース。こちらもお酒がかなりギュギュっと効いていて、コーヒーの苦味とフワッとした香りが口に広がります。

3つのケーキをいただいてみて、甘さ控えめ、小さいながらもどれもぎゅーっと味が濃縮されていてフワッと香り、まるでチョコレートのプラリネのようだな〜一口で味わい深いな〜と感じました。

食べる前は並んだ上にお高めのケーキ、さてどんなもんだろう?と試すような気持ちがありましたが、さすが人気店だけあり、他のケーキ店には無い味わいがあり、なるほどねぇ〜と思いました。

では、じゃあ2回目リピはありか?というとう〜ん、という気もします。
理由は自分の体質的にキャパオーバーかな〜と感じたため。
最近、歳のせいか「脂(油)+お酒」の組み合わせが胃腸にダメージがくるようになってしまい、イデミスギノのケーキはギュッと濃厚でお酒が効いている分、一口でボディブローの如く、かなり胃にズッシリきました。

3つのケーキを夫さんと半分ずついただいて、量からするとそんなには食べてないと思うのですが・・・
胃腸の弱い方にはちょっとヘビーかもですね。
そういえば列に並んでる方も20代後半〜40代前半の人で比較的若い人が多そうでした。

近年例えば生クリームがたっぷり入っていても軽めだったり、フルーツたっぷり入った日本人好みのスウィーツで、自分はそういうケーキを好んで選んでいてケーキとはそういうものとなんとなく思ってたところ、そこへきて生粋のパティシエのケーキはケーキの中のケーキ、邪を許さずドスを効かせカウンターパンチを食らったような気持ち、そんな衝撃があったような気もします。

比較するのもアレですが、本音言うなら自宅で気軽に食べるを前提に、同じ金額出すならサッと買える銀座三越でラデュレのマカロンを選ぶかな・・・。

贈答用にはいいかもしれませんね、ケーキに精通してる方なら喜ばれるのではと思います。

イデミスギノ(HIDEMI SUGINO)
住所:東京都中央区京橋3-6-17 京橋大栄ビル 1F
営業時間:11:00~19:00
TEL:03-3538-6780